不動産問題について
弁護士の仕事
不動産に関する問題は、以下のような不動産の売買や賃貸に関するもの、建築工事に関するもの、隣人との土地の境界問題など多岐にわたります。
●土地を購入したが、売主から説明がなかった重大な欠陥があることが明らかになった。
●大家をしていて、賃料が支払わなれなくて困っている。借家の明け渡しをしてほしい。
●業者にリフォーム工事を依頼したら高額な請求をされた。
●隣人と境界の位置の認識が異なり、もめている。
こんな時は弁護士にご相談ください。法律に基づき適正な判断を行います。
不動産問題について弁護士に相談・依頼するメリット
話し合いがスムーズに
不動産トラブルは専門的な知識を必要とする場合が多いため、個人で交渉することが大変難しいものです。弁護士に相談することで専門的な知識経験に基づくアドバイスを受けることができ、代理人として交渉や裁判を依頼することも可能です。
また、弁護士は関連専門業者と連携して必要な確認や調査を行いますので、ご依頼者が方々に依頼や交渉をする手間はありません。
のちのトラブルを回避できる
トラブルを起こさない、問題発生した際も速やかに解決させるためにお勧めしたいのが弁護士による契約書（土地の売買契約書、建物賃貸者契約書、工事建築請負契約書など）の作成です。後々に起こり得るさまざまなトラブルを事前に予測した契約書を作成しておけば、トラブル発生時も速やかな対応が可能となります。
不動産トラブルに強い専門家への依頼
土地や建物の状況を正しく確認するためには、不動産鑑定士や建物状況調査（インスペクション）に詳しい建築士など、専門家による土地や建物に関して調査をする必要があります。弁護士を通して、信頼できるエキスパートに依頼することができます。
境界問題～ご近所トラブル
境界問題は当人同士で解決しようとすると、問題そのものに感情論が加わり、解決はおろか、事態が大きくなるケースもあります。早めに弁護士へ相談し、しっかりと事実確認をした上で法律に基づいた対応を行い、事態を大きくするリスクを回避しましょう。
よくある相談内容
家賃滞納について
賃貸アパートの大家をしていますが、借主から家賃が振り込まれなくて困っています。どうしたらいいでしょうか？
まずは借主が家賃の支払いができない事情を確認することをおすすめします。もし、借主が家賃を支払いができない理由が一時的なものでない場合は、そのまま放置すると滞納家賃がどんどん増加し、大家側の損害が大きくなってしまいますので、早い段階で弁護士にご相談ください。
契約書について
売買契約書に不備がないか知りたいのですが？
契約書はお互いの合意を確認するためのものですが、双方の認識が正しく反映されているとは限りません。
そのため、後々にトラブルにならないように弁護士へチェックを依頼すると安心です。
建築に関するトラブルについて
リフォーム業者にリフォーム工事を依頼したら、高額な工事代金を請求されて困っています。どうしたらいいでしょうか？
契約書等であなたとリフォーム業者との間で、どのような工事内容と工事代金で契約したのか確認しましょう。契約書がない場合であっても、見積書の有無、口頭でどのような取り決めがなされていたのか、リフォーム工事として実際にどのような工事が行われたのか等の確認が必要です。リフォーム会社とのやりとりや確認作業が心配な方は弁護士までご相談ください。
隣人との境界トラブルについて
境界をめぐって隣地所有者と対立し困っています。どのように解決したらいいでしょうか？
土地の境界に関する客観的資料（法務局の登記事項証明書、公図等）が手がかりとなります。
これらの資料の内容で境界位置がはっきりと判明できない際は、弁護士にご相談されることをお勧めします。
弁護士が代理人として介入して示談交渉によって解決できるケースや、法務局による筆界特定制度や、裁判所による境界確定訴訟を用いて解決できるケースがあります。
弁護士費用について
有料相談は30分5500円程度が一般的ですが、無料の法律相談や法テラスの民事法律扶助がご利用いただける場合もあります。
まずは無料相談にて現状を弁護士にお話しいただき、アドバイスや費用面の目安を把握した上で依頼するかどうかを判断してはいかがでしょうか。詳しくはこちらをご覧ください。
弁護士への相談
弁護士は、憲法・法律を広く・深く学んだ「法のエキスパート」であることはもちろん、さまざまな依頼者の方の困りごと・争いごとを解決した経験を蓄積しています。問題解決の方法を探さぐり、依頼者のよりよい明日のために一緒に考え行動するのが私たち弁護士です。
